看護師3年間

私の看護師3年間について書こうと思います


1年目

最初の記事にも書きましたが、私の1年目は記憶にないくらい辛いものでした

自慢ではないですが中途半端に勉強ができたので、先輩から毎日質問ぜめにあう日々。情報収集不足とか知識不足とかに悩む毎日です。

それに当時ペアナースという制度を導入していました。看護師2人で最大4人の患者さんをみるという制度です。

この制度が私を大きく苦しめるんですねぇ

4人最大受け持ってなぜかひとりでみてた時期がありました。それはそれは大変でした

勉強のため!夜勤のため!といわれ、あぁそうなんだと思いながら、仕事してましたけどね。

日勤帯の仕事を1人でこなす…??ってあとから思いましたね。とりあえず、なんだかんだ1年間そんな感じでした。

悩みを共有できる同期もいなかったので、先輩にも頼れず、どん底看護師でした。

メンターにも特別相談することはありませんでした。

何のためにメンター制度あるんだろ?と思ったこともあります。

患者さんの前で泣いて怒られたこともあります。

先輩からのいじめも受けました。(まだ軽い)

毎日辞めようと思いましたね。

じゃぁ何で辞めなかったのか?自分に負ける気がしたからだと思います笑

あとは辞めます!って言葉が言えなかったんだと思います。

転機は主任からのある言葉。

勇気を持って先輩に声をかけてみて。

そんな言葉を聞いた次の勤務から行動に移してみたんです。

そしたら見違えるように世界が変わったんです。

先輩から時間があると呼び出し…何かなぁと思うとこれ、わかる?と救命センターならではの医療機器の説明をしてくれるんです。あとは疾患のことや看護のこと…

色々なことを教えてくださいました。


2年生

看護面で頼られることが多かったです。

周りが見えるようになりました。

この時私が苦手としていたのが急変時対応です。

今は何であの時できなかったんだ?って思うくらい何の躊躇もなく、対応できますが

当時はは?え?どうしたらいいの?ヘルプミー!って感じでした。

優しい先輩は助けてくれます。

助けてくれた分ゆっくり復習すればいいのにしなかったんですねぇ、私は。

次急変に当たってもダメダメでした。

1年の時に比べ重症患者さんを受け持つことが多くなり、急変する率もそれなりに高い中で生活していたので、毎日ドキドキでした。

加えて救命センターに必要なお勉強も始めました。2週に1回先輩に提出です。

知識+実践が身につきます。ただ文字を見ているより実践することでさらに身につくという感じです。


さて同時に先輩からのいじめもひどくなってくるんです。

できるようになるとひどくなるんですかね?

あの先輩はこういう人だと心の中で思っていてもやられました。

いじめ1 私からの挨拶無視

いじめ2 仕事は全て私任せ(先輩は椅子に座っている…)

まぁ、守ってくれた先輩もいたのでまだよかったですけど、さすがにひどいです。


3年目

色々できるようになったのも、

いじめがピークになったのもこの時期。

いじめ1 夜勤の時に先輩が自分の仕事を優先し、私に申し送りをしない(勤務時間内)

いじめ2 インシデントを私のせい

あーここまでくると怒りピークですよ

こんな先輩にはなりたくないと思ってました。

私はとにかく患者さんを守ることと患者さんに向き合うことを常に考えていました。

いじめにあってた時は素晴らしい先輩に人で辞めちゃいけないよって言われて辞めるのやめたんです。

結局、3年目の終わりで引越しに伴い退職するんですけどね。


2年目に始めたお勉強は先輩の目がなくなってからも続けました。疑問に思ったことは先輩に質問すると何十倍も返答が来るんです。その何十倍の中に知らない知識があったりするんですよね。それをまた勉強していく…の繰り返しです。


まぁなんだかんだ3年間は同じ場所で続けることができ、たくさんの学びがありました。看護師辛いって本当にそう思います。

本当に辛い時に相談できる相手がいるとよかったのかなぁと思います。

それでもダメだ、後悔はないと思ったら辞めてしまうのはそれはいい手だと思います。